ワンちゃんのよくある病気

言葉を話せないワンちゃんにとって、病気の早期発見は飼い主さまが鍵をにぎっています

歯の病気

  • ひどく口臭がする(腐敗臭のような感じ)
  • 歯が茶色になっている
  • 口を閉じられないように見える
  • 歯の表面に付着した歯石が目立つ
  • 以前と比べて食べにくそうにしている

耳の病気

  • 耳をかゆがって、足でひんぱんにかく
  • 頭をふったりして落ち着きがない
  • 耳の奥が化膿している
  • 耳から異臭がする

尿の病気(尿道結石・膀胱結石・腎不全など)

  • 排尿の際に何か困っているような、痛がっているような様子がある
  • 水を頻繁に飲むようになった
  • 尿が出ない、またはたくさん出るようになった
  • 血尿が出ている

糖尿病

  • 食べているのにどんどん痩せてきた
  • 元気がなく、毛にもつやがなくなってきた
  • 水をたくさん飲み、たくさん排尿するようになった

目の病気

  • 目の周辺をこする様子が目立つ
  • 目やにが多くなった
  • 目の中に白濁している部分がある
  • うすぐらいときに物にぶつかる。段差を踏み外す

女の子の病気(乳腺腫瘍、子宮蓄膿症など)

  • お乳のまわりにしこりができている、赤く腫れている
    ※単なる皮膚の炎症であることも多いですが、乳腺腫瘍かもしれません。皮膚ガンになっている可能性も否定できません。
    ※最初の生理が始まる前に避妊手術を行えば、ほぼ100%乳腺腫瘍は予防できます。
  • 元気がなくなった
  • 水をたくさん飲むようになった
  • 食欲が落ちている
  • 嘔吐している
  • 陰部から膿が出ている

男の子の病気(前立腺腫瘍など)

  • 尿が出にくそうにしている
  • 排尿の量が減った
  • 便秘になっている

飼い主さまへのメッセージ

動物も高齢になってくると、どうしても慢性疾患が増えてきます。やはり多いのは心臓の病気、腎臓の病気、腫瘍、目の病気、足の病気などとあります。
いずれも症状を完全に治療できれば一番よいですが、たとえば心臓病、腎臓病などは移植手術をするしか根治の方法はない場合がありますが、現実的には犬猫に移植手術は困難です。
症状の進行を遅らせたり緩和させたりしながら、体に負担をかけずうまく付き合っていく方がよいことも多々あります。

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